過去の記事から繰り返しになりますが、ECサイトの構築を承る際、トランスフォームではお客様ごとに異なるECサイト構築方法をご提案しています。

なぜならビジネスの規模・販売商品・導入したい決済方法・必要な機能などにより、最適な方法が異なってくるからです。

今回の記事では、その選択肢の一つとなる「BASE」について紹介したい思います。

BASEとは？

BASE（ベイス）は、日本のBASE株式会社が提供する、ECショップの構築や運営ができるサービスです。

コストを抑えて手軽にECサイトを運営でき、個人事業主や中小企業に人気のサービスです。

特に、初期費用や月額費用の負担なく、売れたときの手数料のみかかるプランがあるため、

• 初期コストを抑えたい場合
• どの程度の売上げとなるか見通しが立たない場合

に非常に魅力的な選択肢となります。

BASEの料金プラン

	スダンダードプラン	グロースプラン
月額費用	0円	16,580円
初期費用	0円	0円
販売時にかかる費用	3.6%〜 +40円(決済手数料) +3%(サービス利用料)	2.9%〜(決済手数料)

プランによって機能に違いはありません。

プランは随時切り替え可能です。（スタンダードプラン→グロースプランへは即時反映されますが、グロースプラン→スタンダードプランはグロースプラン契約期間終了後に反映されます。）

グロースプランの決済手数料は業界最安水準と言われており、ある程度の売上げ金額が見込める場合はグロースプランの方がお得になります。

「スタンダードプランで始めて、売上げが増えたらグロースプランに」という方法も有効です。

BASEの特徴

BASEの特徴をメリット・デメリットに分けて紹介します。

BASEのメリット

初期費用・月額費用が無料で始められる（スタンダードプラン）

売れた時にだけ手数料が発生する仕組みのため、どれだけ売れるか不安な場合でも、気軽に始められます。

テンプレートを使用すれば、コーディングやデザインのスキルが不要

サーバーやセキュリティ管理が不要

スマホでも管理できるため、PCがない環境でも運営が可能

サポートがあり、困った時に解決しやすい

国内のサービスのため、日本の商慣習に合っている

BASEのデメリット

スダンダードプランの場合、商品が売れた時の手数料が割高

売上げが大きい場合はグロースプランに切り替えることで販売時の手数料を軽減できますが、プラン料金（月額16,580円）が発生します。

デザインのカスタマイズも可能だが、自由度がやや低い

オリジナルなデザインとしたい場合はコーディングやデザインのスキルが必要となります。

利用できる決済方法が限られている

BASEを通さない決済方法は利用できません。具体的には次のような不便な点があります。

• 代引き決済不可（着払いでの発送も不可）
• ショップ自身の銀行口座へ直接振り込み不可（BASE指定の口座への振り込みは可）

BASEのデザイン

デザインテンプレートとカスタマイズ

80種類以上の豊富なテンプレート（うち無料テンプレートは22種類）があり、業種や機能に応じて好きなものを選択できます。

カラーの変更やドラッグ＆ドロップでのレイアウト変更も可能なので、簡単な操作でブランドのイメージに合わせたECサイトに仕上げることができます。

BASEでオリジナルなECサイトを作ることができる？

「HTML編集App」をインストールすることで、HTML・CSS・JavaScriptを使ったカスタマイズが可能となります。

完全に自由にとはいきませんが、工夫とスキル次第でカラーミーショップでもオリジナリティ溢れるECサイトを制作することができます。

BASE以外でECサイトを制作する方法

BASEは簡単にECサイトを構築できるサービスですが、

• 決済方法が限られている
• 自由度がやや低い

などの点でニーズに合わないと感じる方もいるのではないでしょうか。

安心してください。ECサイトを構築する方法はBASEだけではありません。

ECサイトの構築手段にはざっくり分けて

• BASEのようなECサイト構築サービスを使用する
• WordPressでテーマやプラグインを使用する
• オープンソースのソフトウェアを使用する
• フルスクラッチで開発する（1からシステムを構築）

といった方法があります。

今回はBASEについて紹介しましたが、他の方法についての記事も投稿しているので、比較して最適なものを見つけてください。

BASEやECサイト制作でお悩みの方はぜひご相談ください

トランスフォームでは、お客様のご予算やご希望に合わせて最適なECサイトご提案いたします。
ぜひ お気軽にご相談ください。